井川意高1 熔ける by 井川意高 (국내미번역) 誰もが羨ましく思う、憧れの存在が落ちていく姿をみるのは多くの人に妙な快感みたいなことを与えたりする。大王製紙の前会長の井川意高さんのこの自伝は、そういった意味で、すごく興味深い一冊である。 本書は、一人の人間の「失敗」の物語であると同時に、ある意味で「成功」したビジネスマンの軌跡でもある。高く飛んだ者だけが大きく落ちることができる――「墜ちる者には翼がある」という言葉がふと頭をよぎる。 著者・ 井川意高氏の「失敗」そのものよりも、彼がいかにして個人的な成長を遂げ、巨大企業の後継者としてどのような訓練を受けてきたのか、その過程を丁寧に辿ることができる点に強い興味を抱いた。 財閥系企業の三代目が、自らの成育環境や経営者としての修練の詳細をこれほどまでに赤裸々に明かした書籍が、他にあるだろうか。東京大学法学部出身という経歴に相応しく、筆致は極めて流麗。語彙は豊かで表現も的確、そして何より簡潔.. 2025. 3. 22. 이전 1 다음